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2018-01-18 11:48:00
今年のセンター試験数学についての感想
今年もセンター試験数学を、実際の時間60分でやってみました。
数学ⅠAは、4番の整数が簡単と生徒さんが言っていたので、あえて4番の整数は除き、
3番の確率と、5番の平面図形と選択し、点数を計測しようと思い、
4番の整数問題は先に解いてみました。
こちらは、問題なく満点でした。
その上で、数学ⅠAは、選択2題を、3番「確率」と5番「平面図形」とし、60分で演習してみたところ、
数学ⅠAは97点/100点満点(問題文の意図を把握しかねたミス)
数学ⅡBは97点/100点満点(簡単な計算ミス)
でした。
解いてみた感想としては、今回のセンター試験の数学は、難易度が高いというよりも、
文章をしっかり読み、その上できちんと思考しないと解けない問題が多かったと思います。
時間的なプレッシャーで焦ってしまい、よく問題文を読まず、解答し、
結果としてミスしてしまった学生さんも多かったのでは?と思います。
もしかしたら、今後もこういった思考力や読解力を問われる問題が増えていくのかな?
と感じた今年のセンター試験数学でした。
2017-12-02 00:19:00
医学部、推薦入試合格!!!
予備校の数学を担当させていただいている生徒さんの金沢医科大学の医学部推薦入試合格が決まりました♪♪♪
半年前の模試の数学の偏差値が50未満だったことから考えると、
たった半年で数学の模試の偏差値で63を取るまで力をつけられたのは、
生徒さんの頑張りがあればこそだと思っています。
本当におめでとうございました。
2017-01-16 13:04:00
2017年 センター試験数学を解いてみて…
例年通り、今年もすぐにセンター試験の数学を、時間通りに解いてみました。
普通に解くのも面白くないので、今年もハンデと考え、
録画していたドラマの「A LIFE」を観たりしながら、解きました。
数学Ⅰ・Aは、必答問題2問+3問中選択2問で、合計4問のところ
全5問を与えられた60分以内で解ききるつもりでやってみたのですが、
整数問題で1問ミス(-3点)をしてました。
約数の”積”を求めて考えないといけないところを、
問題分をよく読まず、約数の”和”で考えてしまっていたのが原因です。
受験生だと、”データの分析”の中で、難しく感じたところもあったのではないでしょうか?
また、”場合の数”の問題も、場合分けをしっかり考えないで問題に取り組むと、
勘違いした答えを出してしまった受験生もいるのではないかと思います。
数学Ⅰ・Aは結果として60分で、117点/120点満点でした。
(整数を選択していたなら、97点/100点満点。整数以外の2問を選択なら、100点/100点満点)
数学Ⅱ・Bは、例年よりもやや易しく感じました。
問題なく、100点/100点満点でした。
”ベクトル”問題の終わりのほうで、計算がやや面倒な問題がありましたが、
例年よりは比較的簡単だったと思います。
トータル結果;197点/200点満点(整数問題を選択時)。
または、200点/200点満点(整数問題を選択しなかった時)
生徒さんにも、”センター利用の医学部受験”を考えると、最低でも180点/200点満点。
今年の数学の難度を考えると、190点以上をとってほしい…と思った、今年のセンター試験数学でした。
2016-07-19 15:52:00
中学受験、5カ月で合格可能性90%…(・・;)
今回、中学受験を考えている小学6年生の生徒さんが模試の結果を教えてくれました。
一切、塾などには通われておらず、5カ月くらい前から指導にあたらせていただいている女の子の生徒さんで、
第一志望校の女学院中学校の合格可能性、90%といった結果が返ってきました。
半年前までは、食塩水の濃度や、速さの公式もうろおぼえだったはずなのですが…。
最近の中学受験においては、遅くとも小学5年生から通塾され、
2年間は塾で夏休みも含め、みっちりと勉強を重ねていくのが、一般的な受験スタイルと思います。
今回は、「私に小学生の娘がいたら、こういった勉強法で勉強させるだろうなぁ」といった考えをお伝えし、
その方法なら最短の期間で効果的な成績アップが望めるだろうといった自信はかなりありました。
ただ、その勉強を毎日出来るかどうかに、正直不安もありました。
小学生はやはりテレビやゲームといった誘惑に弱いものと思いますから。
5カ月ほど、毎日お伝えした勉強方法で勉強を進めていただいたところ、
上記のような結果が出たので、御家族に負けないくらいに嬉しく思っております。
小学生で毎日家での勉強を2時間以上続けられたのは、
御家族の優しいサポートがあったからだと感謝の念にたえません。
やはり、本気になった生徒さんに結果が出るのは、嬉しいものですね。
2016-01-10 08:45:00
勉強が出来る子と、出来ない子の差について感じること
最近、感じたことがあるので、少し綴ってみます。
勉強が出来る子と、出来ない子の差は
「分からないところを簡単に放置出来てしまうのか、分からないまま放置するのはイヤだと感じるか」
に大別出来てしまうと感じる今日この頃です。
「勉強への意識が高いか低いか」、「自分に厳しいか甘いか」とも言いかえられます。
勉強が出来る子は、基本事項・基本問題をきちんと出来る状態にもっていくことを心掛けてます。
きちんと出来るとは、その内容・類似問題ならば、9割は解ける状態を指します。
勉強が出来ない子は、今授業を聞いて分かったから「分かっただろう」と甘く考えます。
「分かっただろう」だから、当然復習や類題の演習もしません。
そこで一週間後に、類題を解かせると忘れていて解けなかったり、
基本事項の本当の理解が出来てないので、少し問題の問い方に変化をつけただけで、解けなかったりします。
仮に、勉強の出来る子の理解度が9割、出来ない子の理解度が6割とします。
9割の理解度で次の授業を受けていくから、次の単元も9割の理解度を維持することは比較的容易になります。
対して6割の理解度で次の単元の授業を受けると、
次の単元で6割以上の理解度とするのは、簡単ではありません。
常に4割以上を積み残している状態になり、その積み重ねの差は顕著に模試などの差で現れます。
いい加減な覚え方をやめ、80%、90%の理解をしていき、もっと真剣に覚え・理解すること、
本当の定着を心掛けること、これが本当の実力をつけることだと思います。
しかし、医学部受験を考える生徒さんは、「覚える・理解する基準」は90%以上です。
医学部受験を考える生徒さんの多くが、80%以上の理解度を持ってます。
そのレベルの生徒さんとの競争になると、差をつけるためにも、やはり目指す理解度は90%以上となります。
だから、80%でも決して「満足」はしてはいけません。
ここで気をつけて欲しいのは、
じゃあ「完璧主義がいいんでしょうか?」と思う方もいらっしゃるということです。
これは逆に危険です。
人間は、「常に100%」は無理です。
人はミスをする存在であるという正しい認識は必要です。
あまりにも理想を高く持ちすぎると、
「ある単元の勉強をしていても、まだ完璧じゃないから」と、
なかなか次の単元の勉強にいけなくなったりします。
もしくは、ある問題などでつまづいたりすると、完璧主義の生徒さんはイヤになって投げ出して、
他のことを始めてしまったりします。
私の座右の銘は「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。
何事も、度を過ぎると良くないということと捉えています。
人間、バランス感覚が大事ということですね。
少しでも勉強に対して意識の高い生徒さんが増えてくれたらと思い、
指導時に感じることを綴ってみました。