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2018-03-25 18:07:00
過去問0点から、半年の指導で本試験の数学では8割を獲得Σ(゚д゚;)
昨年の夏から、半年間指導させていただいた高校3年生の男の子が、
この2月に広島市立大学を受験しました。
初めて体験授業でお会いした時に、
「今、昨年度の赤本の数学を本番形式で試験したら、何点取れると思う?」と尋ねたところ、
「正直、0点だと思います」と返答をいただいた生徒さんでした。
「本気で行きたいと思っている学部なの?」、「相当な努力を要求するけど、”やれる!”と言える?」
といったお話を経て、本当に覚悟があるならといった前提で、
「2次試験に特化した勉強なら出来ると思います。間に合います。」と、ご家族にお伝えし、
指導にあたらせていただきました。
それから半年の指導を終え、
この度の後期試験の数学(数学Ⅲまで含む)では、8割は取れたと、
生徒さんも大変喜ばれていました。
指導の柱として、
・志望学部に一定の出題傾向があったので、重点的にその単元に絞って勉強する
・勉強をする習慣が身についてなかったので、課した宿題は必ずやってもらう
出した宿題を一度でもやってなかった時点で、指導は中止する。
それくらいの気持ちで勉強に臨んでもらわないと間に合わない。
この点は、しっかりと生徒さんにも伝え、納得してもらいました。
といった点を、常に念頭に置いていました。
幸い、温かい御家庭の皆様から、指導に関して任せていただき、
2月中旬くらいには、志望学部の入試頻出単元である「数学Ⅲの微分・積分」は、
様々なパターンの問題にも対応出来、褒めることが出来るレベルになっていたと思います。
結果としては、センター試験の1日目のミスがひびき、合格は出来なかったのですが、
御両親・生徒さんも、数学の成績の伸びや、勉強の姿勢に変化があらわれてきたことから、
「来年はさらに頑張って勉強し、広島市立大学はもちろん広島大学も目指したい!」
といったお気持ちになられたようです。
家庭教師をしてきた中で、はじめて生徒さんを第一志望校に合格させてあげられなかったこととなり、
生徒さんやご両親には大変心苦しく思っています。
(今までは、家庭教師先の生徒さんは医学部や清心を第一志望の生徒さんでも、
全員ストレートに合格していただけていました)
ただ、今後一年、真剣に自分と向き合い勉強していく中で、
「自ら考えて、工夫し、行動する」といった”生活していく中で必要な力”を、身につけ、
結果として生徒さんが大学に入ったときに困らない学力を培い、
将来、自ら考え行動出来る社会人になってくれたなら、
結果として良かったと思えるのではないかと考えています。
この度、ありがたい話ですが、その生徒さんの御両親から、
今後の指導の継続依頼をいただきました。
”来年の今頃は、生徒さんが笑顔で過ごされているような指導をさせていただく!”と、強く決意した次第です。